廃用症候群

このようなお悩みはありませんか?
  1. 歩く機会が減り、外出や活動量が少なくなっている
  2. 関節が硬くなり、動かしにくさを感じる
  3. 寝ている時間が長くなり、起き上がるのが大変になった
  4. 以前よりも筋力が低下し、動くのがつらくなった
  5. 体力が落ち、少しの動作でも疲れやすくなった

廃用症候群とは?

廃用症候群とは、病気やけが、入院による安静、加齢による活動量の低下などが原因で身体を動かす機会が減り、心身のさまざまな機能が低下していく状態を指します。高齢者や慢性疾患を抱える方に多くみられ、寝たきり状態の大きな原因の一つとされています。

人の身体は使わない機能から衰えていく性質があります。そのため、数日から数週間の安静期間であっても筋力や体力は低下し始め、関節の動きも徐々に悪くなります。特に高齢者では回復に時間がかかるため、早期からの予防や継続的なケアが重要になります。


原因について

廃用症候群は、脳梗塞や脳出血などの後遺症、骨折後の安静、膝や腰の痛み、心疾患や呼吸器疾患などによって身体活動が制限されることで発症しやすくなります。

また、「転倒が怖い」「歩くと痛い」「外出する機会がない」といった理由で活動量が減少することも大きな要因です。最初は少し動く量が減っただけでも、筋力低下によってさらに動きにくくなり、結果としてますます活動量が減少するという悪循環に陥ることがあります。

身体面だけでなく、人との交流や外出機会が減ることで意欲の低下や認知機能の低下につながる場合もあり、心身の両面に影響を及ぼすことが特徴です。

廃用症候群の症状について

廃用症候群では、まず筋力の低下により立ち上がりや歩行が難しくなります。
関節が硬くなり、動かしにくさや可動域の制限が現れます。
少しの動作でも疲れやすくなり、体力の低下を感じやすくなります。
また、活動量の減少により食欲低下や意欲の低下がみられることもあります。
進行すると寝たきりに近い状態となり、日常生活への影響が大きくなります。

廃用症候群の症状について

原因と今後のリスクについて

廃用症候群は、長期間の安静や活動量の低下、外出機会の減少などが主な原因で起こります。
病気やけがの後に「動かない状態」が続くことで、筋力や体力が徐々に低下していきます。
この状態が続くと、関節の拘縮や歩行困難が進行し、日常生活動作が大きく制限されます。
さらに転倒や骨折のリスクが高まり、寝たきりにつながる可能性もあります。
早期に適切なリハビリや運動を行うことが、悪化予防に重要です。

廃用症候群に対するマッサージのメリット

筋力低下の予防・改善
 マッサージにより弱ってきた筋肉を刺激し、動きやすい身体づくりをサポートします。
関節の硬さ(拘縮)の予防
 関節運動やストレッチを行うことで、関節の動きを維持・改善します。
血流改善による痛み・むくみの軽減
 血行を促進し、痛みや冷え、むくみの改善につながります。
寝たきり予防・生活の質(QOL)向上
 定期的な刺激により活動量が増え、寝たきりの予防につながります。

予防と改善のアドバイス

廃用症候群の予防と改善のポイント

 ・できる範囲で身体を動かす習慣をつける
  無理のない範囲で、立ち上がりや歩行、体操などを日常に取り入れることが大切です。
 ・関節を動かし、柔軟性を保つ
  ストレッチや軽い関節運動を行い、関節の硬さ(拘縮)を予防しましょう。
 ・生活リズムを整える
  日中は起きて過ごす時間を増やし、規則正しい生活を意識することで活動量を維持します。
 ・こまめな体位変換や姿勢調整
  長時間同じ姿勢を避けることで、筋力低下や褥瘡(床ずれ)の予防につながります。
 ・専門家による継続的なケアを受ける
  訪問マッサージを取り入れることで、安全かつ効果的に機能の維持・改善が期待できます。